高松市内、昭和63年開業のホテルの1階共用部のリノベーション。
2018年、1階エントランスに隣接する朝食会場をカジュアルな雰囲気に改装を行った為、エントランスにおいて新旧デザインのミスマッチが否めなかった。今回省人化に伴いアバターが案内するホテルに再リニューアルするのをきっかけに、１階エントランスホールのデザイン統一化を図った。
木目柄の壁面でカジュアル感を演出し、新たにゆったりと座れるソファスペースを設けた。アバターが出迎えるチェックインカウンターと壁面を柔らかな光が照らし、落ち着いたエントランス空間として刷新された。また、朝食会場奥にはシェアキッチンを新設し、壁面には凹凸感のあるアンティーク風タイルを採用。新築当初のアールデコの世界観を残しつつ、心地よい空間の創出を目指した。